2月 222013
 
Office365

日本で単独購入出来るMicrosoft Officeとして、Office 2013ではPersonal, Home and Bussiness, Professional, Professional Academicの4種類が発売されていますね。

でも、海外ではいわゆるパッケージ版のOffice 2013(Home and Student, Home and Bussiness, Professional)に加えて、Office365の個人向けサブスクリプションも販売されています。 個人向けサブスクリプションは、一般向けのHome PremiumUniversityの2つがありますが、なぜか日本ではどちらも提供予定は無いようです。(´・ω・`)

ちなみに、Home Premiumは5台までのPC/Macにインストール可能で年間99.99USD、Universityは2台までのPC/Macに制限されるものの、4年間で79.99USDと驚異的な安さです。しかも、これらのサブスクリプションで利用可能なアプリケーションにはAccessやPublisherが含まれていて、商用利用こそ出来ないものの、機能的にはProfessional相当です。

比較として、日本のパッケージ版プロダクトOffice 2016 Home and Bussinessでは、2台のPCにインストール可能ですが、Microsoftが提示する参考価格は¥36,540(¥34,000前後@Amazon)です。Professionalの参考価格は¥62,790¥54,000前後@Amazon)。Professional Academicに関しては参考価格表示は無い(¥28,000前後@Amazon)ようです。商用利用も可能とは言え、値段が違いすぎますよね。

加えて、Office 365の個人向けサブスクリプションでは、Skydriveの追加容量20GBと40カ国以上の固定電話宛てが対象となるSkypeの月60分の無料通話まで付いてきます。 ということで、日本でもOffice 365の個人向けサブスクリプションを契約したい、という人は少なくないはず!!

特にPCを3台以上持つユーザや、所有マシンがPCとMacの両方であるユーザにはとってもありがたいこれらのサブスクリプションサービス。 日本からでも契約出来るのか、前編ではまずUniversityについて検証してみます。

まず、Office 365 Universityは、日本のMicrosoft Storeからは購入出来ません。とりあえず、今回はUSAのサイトから購入を試みてみることにしました。

Microsoft Store Japan

Microsoft Storeのサイトを表示して言語・地域を変更する

USのMicrosoft StoreのURLにアクセスしても、日本のIPからだと日本のMicrosoft Storeにリダイレクトしてしまうようです。それでも、自分でUSサイトを選択することは出来ます。

「日本―日本語」をクリックすると、言語・地域リストが表示されます。

Select US Microsoft Store

USのMicrosoft Storeを選択

「United States – English」を選びました。

US Microsoft Store

USのマイクロソフトに移動

USのサイトに移動すると、早くもOffice 365 Universityの宣伝が表示されていました。

Open Office Suits

Officeのページに移動

Officeのページに移動すると、日本と異なり、Office 365もでてきました。

Office 365 University in List

商品一覧ページ内のOffice 365 University

さっそくUniversityを見つけました。

Office 365 University to Cart

Office 365 Universityの商品ページ

商品はEnglishのようですが、カートに入れてみました。

Office 365 University in Cart

Office 365 Universityをカートに投入

ここで、対象のStudentであることを証明してって言われました。

さっそくVerificationしてみます。

Student Verification

学生であることの確認

ここでなぜか、唐突に日本語に表示が変わります。意味が分かりません。

日本でも、学校によっては「学校を経由して検証を受けます」が使えるみたいですが、ほとんどの大学は無理みたいです。ISIC(国際学生証)カードの番号で認証しましょう。

ISIC ID Verified

ISIC認証 成功!

日本のISICカードでは…いえ、通りました。O(≧▽≦)O ワーイ♪

1700円くらいかけて、わざわざこのためだけに発行してもらったISICカードなので、通らなかったらどうしようかと思いましたけど。

さて、ここでOKすると、日本のサイトに繋がってしまって購入手続きが止まってしまいました。

Singin to Microsoft Store US

USのMicrosoft Storeにサインインし直し

USのストアに再度移動してサインインします。

Microsoft Store US Again

USのMicrosoft Storeにサインインし直した状態

変な流れにはなってしまったものの、ちゃんとカートには入っているようです。

Input Billing Information

住所などを入力

住所などを入力します。国はUSから変えられないので、どこかの州に属さなければいけないようです。しょうがないので適当に選びました。

Invalid Address

住所がおかしいとの判定

住所がおかしくない?と言われます。でもどうせダウンロード販売なので、しかとしてSubmitしました。

すると…買えました!!!!11

(正確には、1度目はなぜか買えたはずなのにサブスクリプションが有効にならなかったのですが、もう1度最初からやり直したら買えました。)

感動のあまり最終画面のスクリーンショット撮り忘れました。ごめんなさい。

でも、すぐには使えないらしく、しばらく待たされます。

Activation of Office 365 University

Office 365 Universityのアクチベーション通知メール

購入してしばらく(1~2時間くらい?)したところで、メールが来ました。アクチベーションが出来たようです。O(≧▽≦)O ワーイ♪

この時点でSkyDriveの+20GBは自動で有効になっていて、Skypeはアカウントを紐付けると60分の無料通話が設定されました。

あとは、Office 2013をインストールして使うだけですね。そのお話はまた後ほど。

※ 本記事の内容は良い子はまねしてはいけませんよ。Microsoft Storeの契約違反などになる可能性もあります。悪い子も自己責任でね

次回は、日本からのOffice 365 Home Premiumの購入を検証してみます。おたのしみにー!!

  3 Responses to “Office365 Universityは日本でも契約出来るの? 検証してみました!”

  1. やってみました。何のPolicyに反するのかは知りたいところですよね。

  2. 初めまして。
    先日発表されたOffice for iPadをなんとか日本で使おうとして色々と検索していた所、こちらにたどり着きました。
    記事を参考にしてOffice 365 Universityを購入し、無事にiPad用Officeを使う事ができました!
    こちらの検証のおかげです。ありがとうございます。

  3. こんばんは。昨日私がやったら、学生認証無しで会計まで行ってしまいました。
    私は買う気が無いので返品したいのですが、英語が下手なので諦めます。
    この頃は学生の確認はしていないみたいですよ。オーストラリアでwin8の学生特価版を買おうとしたら認証無しで最後まで行けたし。私の余ったライセンスを買ってくれませんでしょうか?

えにーくえすちょんず? こめんつ?